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加工の種類から見るTYPE OF PROCESSING

イオンプレーティング(PVD、IPめっき)

イオンプレーティングとは、
宇宙開発技術の一環としてアメリカで開発された技術です。

気化させた金属などの成膜材料の粒子を、グロー放電のプラズマでイオン化。
これに電気エネルギーを付加することで加速、対象物へぶつかることで皮膜を形成します。
イオンプレーティングの被膜により耐久性があがります。

皮膜形成前に洗浄などの工程を行いますが、
こちらが不完全だと皮膜の剥がれの原因になります。

またイオンプレーティングではマットな質感を表現することも可能です。

めっき

表面を加工したい対象物へ、
異なる金属で表面上に皮膜をつくる技法です。

皮膜を作る際に液中に浸すことから、
ウェットコーティングへ分類されます。

さらにめっきのなかでも「電気めっき」「無電解めっき」「溶融めっき」等の種類に分かれており、
対象物の性質や特徴により、使い分ける必要があります。

クリアコート

「色のないコーティングはありますか?」と
質問をいただくことがございます。
おかちやでは色のないコーティング=「クリアコート」も
受託加工しています。

クリアコートは、傷つきにくいなどのメリットがあります。
また、ピンクゴールドのアイテムの変色防止、耐久性向上が見込めます。

色付きでないので、もともとの製品の色を楽しみつつ
硬さを強化することができるのです。

セラミックコーティング

セラミックコーティングは、
ふっ素コーティング(いわゆるテフロンコーティング)と比較し、
硬くて耐久性が高い点が特徴です。

その特徴を活かし、耐久性を問われるアイテムにコーティングを施すことで、耐摩耗性や耐食性といった機能を付加することが出来ます。

キッチン用品などの水に触れる製品や、耐久性を求められるアイテムを強化したい場合は、セラミックコーティングがおすすめです。

セラミックコーティングは、つやあり・つや消し、いずれのコーティングも可能です。
つや消しのコーティングの場合、マットな質感でデザイン的にも目を引くものになります。

また、つや消しにしたくない部分や、セラミックコーティングすることで切れ味が落ちてしまうハサミ等の場合、
刃物の部分へマスキングを行うことで切れ味を落とさずつや消しのセラミックコーティングが可能です。
マットな質感でコーティングがしたいけど、コーティングがかかってはいけない箇所がある場合は
マスキングを行っての表面加工をご検討ください。

 

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