女性スタッフによる精度の高い画像診断や頭痛外来

二次性頭痛について

東京港区高輪にて、頭痛外来を行っています品川ブレストクリニックです。
リラックスして受診いただけるように、女性医師・女性スタッフ・女性MRI技師にて
対応しております。

頭痛は、大きく分けて二種類あります。

MRI検査などの画像検査で、脳に異常がない一次性頭痛と
脳などに原因となる病気があって起こる、二次性の頭痛です。

前回までのコラムでは、一次性頭痛についてお話いたしました。
本日は、二次性頭痛についてご紹介いたします。

二次性頭痛は、「急性頭痛」とも呼ばれます。
頭頸部に何らかの原因疾患があるため、頭痛を引き起こします。

つまりは、頭痛を引き起こしている原因が特定出来る頭痛になります。

このような場合は、もしかしたら危険な頭痛のシグナルかもしれません。

この二次性頭痛の原因疾患として、脳卒中、脳腫瘍、外傷、感染などが挙げられます。

脳卒中とは脳の血管が破れたり詰まったりすることで、脳への血流が滞り、脳が障害
を受ける病気です。

脳卒中はくも膜下出血・脳出血・脳梗塞の大きく3つに分けられます。

くも膜下出血

くも膜と呼ばれる脳表面の膜と、脳の空間にある血管が破れることにより
脳の表面全体に、出血が拡がって発症します。

出血前は無症状のことがほとんどですが、出血すると吐き気や嘔吐を伴った
激しい頭痛が起こります。

出血が少量であると、歩くこともできるくらいの痛みですが
一般的には、経験したことのないような激しい頭痛が特徴と言われ
多くの場合、自力で動くことすらできません。

バットで殴られたような痛み」と、表現されることもあります。

脳出血

高血圧などにより、脳の血管が破れてしまい、正常な脳内に血液が拡がることによって発症します。

脳の中で血管が破裂すると圧力が増し、激しい頭の痛みを引き起こします。
脳出血の症状は、どの箇所で出血が起こったのかによって決まりますが、
ほとんどの場合は突然の頭痛が起こり、短時間でひどくなっていきます。

頭痛以外の症状としては、言葉が出にくいや半身の麻痺、しびれ、吐き気
嘔吐、めまいなどが挙げられ、重篤な場合は意識障害や呼吸障害が起こります。

脳梗塞

脳卒中の中で、脳梗塞だけは発症前に頭痛を感じることはほとんどありません。
脳梗塞は脳の血管が詰まったり、狭まったりして血流が悪くなることで起きる疾患です。

病変が小さければ頭痛はほとんど生じませんし、大きい場合には頭痛を感じる前に意識障害が生じることが多いです。
頭痛を感じることなく、手足の動きが鈍くなったり、ロレツが回らなくなったり、めまいが起こるのが、脳梗塞の初期症状です。
激しい痛みを感じないので、つい我慢してしまいます。
また、脳梗塞の前兆である「一過性脳虚血発作」の場合には、数時間以内に症状が消えてしまうので、
あれ、大丈夫そう。」となり、様子を見ようとし、受診が遅れます。
しかし、一過性脳虚血発作は、脳卒中の前触れ発作ともいわれ早期に完成型脳梗塞を発症するリスクが高いことがわかっています。

「なんか変だな、なにか違うな」

ご自身のからだからのサインを見落とさないでください。

MRI検査は強い磁石と電磁波を使って脳の状態を断面像として描写する検査です。
外からは見えない脳の詳細な情報が把握できます。

当院では、3テスラのMRIを導入しております。
3テスラを導入することで、従来の1.5テスラでは見えなかった脳の解剖画像など
鮮明な画像を撮影することができ、診断能が上がります。

二次性頭痛は、放っておくと命に関わる場合もあります。
手遅れになる前に専門機関を受診し、適切な診断のもと迅速な対処、治療を受けましょう。
大丈夫から安心へ!
みなさまがより安心して日常を過ごしていただけますように。

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