品川ブレストクリニックでは東京港区高輪にて頭痛外来を行っています。
当院は女性医師・女性スタッフ・女性MRI技師による
お客様へのきめ細やかな対応と環境・設備を大切にしたクリニックです。
頭痛で悩まれていらっしゃる方は安心して当クリニックにお越しください。
今までに「片頭痛」「緊張型頭痛」についてご紹介いたしました。
頭痛は大分類として2つに分けられ、一次性頭痛はさらに、「片頭痛」「緊張型頭痛」
「群発頭痛」などに分けられます。
本日は一次性頭痛の最後、「群発頭痛の特徴」についてご紹介いたします
群発頭痛は、発症すると数週間〜数か月にわたって
片方の目の周囲から前頭部や側頭部にかけて激烈な痛みが発作的に生じ
日常生活に大きな支障をもたらします。
一度発症した後はずっと同じ側の目の奥や眼球だけに痛みが生じます。
頭痛発作時には頭痛だけでなく、顔面の発汗・眼の充血や流涙・鼻汁
鼻閉縮瞳眼瞼下垂などの症状を伴うこともあります。
頭痛は15〜180分ほどで軽快しますが、頻度としては2日に1回ほどから
多い時は1日8回程度の発作が数週間〜数か月間生じ、夜間や睡眠中に
起こることが多いです。
片頭痛の場合は、頭痛が起きたら静かなところで横になるなど
安静にすることで症状の緩和がみられることもありますが、群発頭痛の場合は
転げまわるほどの痛みに襲われる場合もあるので、痛みが激しすぎてじっとしていられないのも特徴の一つです。
非常に強い痛みに襲われるので、発作が起こるサイクル中には
気分の落ち込みや不眠など抑うつ状態に陥る方もいらっしゃいます。
夜間の発作が多いため日中眠気に襲われるなども度々起こります。
以前は20〜40歳代の男性に多く見られるとされてきましたが
現在は女性の群発頭痛も稀ではなくなってきています。
それでも片頭痛に比べると、群発頭痛に対する認知度はまだ低く、
なかなか周囲の理解が得られず辛い思いをされている患者さんも少なくありません。
また片頭痛持ちの方にも起こるため、最初の診察では誤診されるリスクもある病気と言われています。
群発頭痛の明確な発症メカニズムは分かっていないのが現状ではありますが
脳神経の三叉神経と自律神経の関与が想定されています。
群発頭痛の発作時期(群発期)は
「脳の血管が拡張するようなことは控える」ことも大切です。
発作が起きている期間は、アルコールを控えることが望ましいでしょう。
アルコールは体内で分解されるとアセトアルデヒドという物質になり、
血管を拡張させる作用があります。
そのため頭痛を誘発したり、 悪化させることがあります。
その他、熱いお風呂やサウナ、辛い食事、激しい運動なども群発期は控えたほうが良いです。
また、「自律神経のバランスを崩さないような生活を送る」ことも大切です。
毎日できるだけ決まった時間に起床、就寝するなど、規則正しい生活を心がけること
で睡眠時間の確保にもつながり、自律神経が安定してきます。
他には、気圧の変化にも注意してください。
群発期は飛行機搭乗やスキューバダイビングなど気圧の影響が大きい行動やスポーツなどは控えることをおすすめします。
ちなみに群発頭痛は市販の鎮痛薬では改善が期待できません。
群発頭痛の発作が起きたらできるだけ速やかに頭痛の専門医を受診し
適切な治療を受けましょう。
群発頭痛は一次性頭痛のため、脳卒中などの脳の病気が原因で
引き起こされているものではありません。
画像検査や血液検査などをしても明らかな異常が発見されることはありません。
しかし診断を下す過程のなかで頭痛を引き起こす他の病気との鑑別を行うために
頭部MRIなどの画像検査を行ったり、炎症反応などをチェックする血液検査などを
行って総合的に判断されます。
先ほども書きましたように、群発頭痛は男性の方が多い傾向にあり
もしかしたらこのコラムを読んでくださる方が群発頭痛を発症している…というよりは
読んでくださる方の大切な方が群発頭痛の症状に苦しんでいるため、心配されてコラムを目にされているのかもしれません。
当クリニックは長年に渡り、たくさんの「頭痛」に向き合ってきた脳神経外科の専門の医師が、
患者さん一人ひとりのお話を聞いて、しっかり時間をかけて診察します。
痛みを我慢せず、早めに当クリニックにお越しください。