東京港区にて、頭痛外来を行っている品川ブレストクリニックです。
当院では、頭痛にお悩みの患者様より多くのご相談をいただいております。
女性医師・女性スタッフ・女性MRI技師による、
「女性のための」頭痛外来となっておりますので、ご安心いただけます。
今回は、頭痛に関する検査から治療までをご説明します。
「なんか頭が痛いなぁ」と、口にしたことがない人は少ないのではないでしょうか。
パソコン、スマホが当たり前のように普及してきた現在、仕事以外でも電子機器に触れることが当たり前の毎日。
もちろんこれだけが原因ではありませんが、日本人のうち約4,000万人、約30%が慢性頭痛だと言われています。
これほど身近ということもあって、「頭痛くらい」と軽く考えられがちですが、
ひどくなると生活に支障をきたす場合や、背後に命にかかわる病気が隠れていることもあります。
欧米では頭痛を、病気として取り扱います。
これは社会生活を送るために、頭痛が大きな支障となるからです。
頭痛が続いている間は何もする気になれず、場合によれば吐き気もともない、飲食できず、
生活の質や仕事の能率が非常に低下するので、欧米の企業などでは「頭痛休暇」なるものがあったりするそうです。
頭痛と一言で言っても、その原因は様々で、それによって予防法や対処法が大きく異なります。
自分で検索すればたくさんの頭痛情報を知ることができる世の中で、
良かれと思って行っていたことがかえって痛みを悪化させていたなど、逆効果にも繋がりかねません。
日本では、多くの患者様は医療機関を受診することなく、市販薬を服用して我慢しがちです。
受診することで、医師の処方により市販の頭痛薬では抑えられなかった「頭の痛み」を抑えられる薬が使えるようになります。
また頻回に発作(頭痛)が起こる患者様には、発作が起こる前兆に対処したり、発作が起こりにくくなる薬を飲むことができるようになります。
寝れば、時間が経てば、明日になれば、放っておけば治るなどと軽く考えず一度専門医のいるクリニック・病院を受診されることをお勧めします。
頭痛は、大きく分けて二種類あります。MRI検査などの画像検査で脳に異常がない一次性頭痛(片頭痛など)と、
脳などの病気(くも膜下出血、脳腫瘍など)によって起こる二次性の頭痛です。
頭痛の診断と治療はまず、片頭痛など(一次性頭痛)だと考えてクリニックを訪問し二次性頭痛だと診断される患者様もいるため、
くも膜下出血など脳内の器質的疾患を除外するためにもMRI等の画像診断で、二次性頭痛か一次性頭痛かを区別することがとても重要です。
まず頭痛の診断に重要な情報は、女性周期との関係や傾向、天気、
ストレス、睡眠時間や質、市販頭痛薬の量、痛みの種類や傾向など頭痛の経過や頭痛に伴う症状です。
専門医による問診診察で詳しく症状を伝えましょう。
MRI検査は、磁力を利用して脳の鮮明な画像を得ることができる検査です。
脳の実質の異常や脳血管の異常などに関する詳細な情報を得ることが可能であり、特に二次性頭痛の原因を診断することにも優れています。
鮮明な画像が撮れる3テスラMRI装置をお勧めします。
MRI検査は脳の器質的疾患(くも膜下出血や脳腫瘍など)を除外するために頭痛診断の医療現場では一般的に行われる検査ですが、
狭い空間に入るために閉所恐怖症の人には難しいことや、心臓ペースメーカー等の金属製の医療機器が体内にある患者様、
ジェルネイルをしている患者様は利用できない場合もありますので、検査を受けるクリニックに相談してください。
いわゆる頭痛もちの患者様は、一度は3テスラMRIによる脳の検査をお勧めします。
女性の患者様には女性医師、女性技師のクリニックも増えていますので、ご検討ください。
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